①今野 純 氏の講演今野 純氏おはようございます。 アクアの指導者等の勉強会・研修会として、発足したこのアクアフォーラムも 未だに十分な人数とはいえないまだまだ少ない人数、納得の行く人数では 有りませんが、なんとか回数を重ねて参りました。(104回を数える・・・ なかなかどうして「継続は力なり」と思いますよ!) とはいえ、少しずつ定着してきているのかな?と思われる兆候として プールでは泳ぐ人、泳がない人の比率が5:5とまではいかないとしても ここ5~6年はプールで泳がない人が増えつつあるのを感じる。たぶん 泳ぐ人2に対して1くらいには成ってきたのではないだろうか?これは アクアにとっては本来ではないとはしても夜明けくらいには成ったのかな と思います。この歩く人々が増えたのはクラブサイドからの利便性から もたらされたのが大きいのではないのか[空間だけを与えておけばとりあえず 良い/レッスン(対人)で無くても自由に出来る等] クラブの成立と言うものは社会の流れに乗らなければ成らない。 現在の社会の流れとしては○少子・高齢化○非婚化(未婚)○単身化 ○共稼ぎ化等 が考えられるこれらの流れから健康増進等に興味を持つ人が 増えてきている。 現在のクラブの原型と言うものは今から20年~25年前に立ち上がってきた。 その中でここ5~6年大げさに言っても10年程度この健康増進等の窓口として アクアが出てきている。 このクラブの全身として、ボディビルジムやエアロビクスとは言わないが、 単体のスタジオでの体操教室の様なものが30年~40年前にはあった。 またスイミングスクールと言われるものが出来たのも東京オリンピックの 1964年当時からになるので約30年~40年と言うところだ。 現在はいろんな形で吸収しジャム化しているといえよう。 現在フィットネスクラブが約1500そのうち1200がプールを持って 行っている。 大手のフィットネス(チェーン展開しているクラブ)と点として (単体の地域密着型)に2極化している。 フィットネス業界では U38と言うのが一つのネックになっているの だが、38才以下の会員(利用者)が多い傾向にあるのが大手に多く 38才以上が多いのが地域密着型が多いとされている。 38才以上というと スポーツも余りしたことが無く何となく運動に 劣等感を持っていた人で←そのためのプログラムとして歩くそれしかなかった としたら、38才以下の方々がやめてしまう。と言うことがある。 水泳→健康に良い→本当に良いのだろうか?→正確に伝える必要性が出てくる →そのために何をすべきか?という所に今来ている。アクアの専門的な 指導が出来るあなた方が重要に成ってくる。 ちょっと話を変えますが、 この間中国に行って来ました。(北京)フィットネスのコンベンションがあった。 コンベンションと言ってもマシンの展示等が行われるのであるが、それだけでは おもしろくないので、エアロビクス等をやると言う形でやってきた。 もともと、マシンでも香港等のアジア製が多いことは知られていない。 アジアで作って制作過程の最後の部分をアメリカ等でする。これはパソコン 等でも部品はアジアで作って、最後の組立を日本でするとかと同じパターンである。 だから、マシンのメッキの下にはアジア製というのが結構ある。 北京で今回はやったのであるが、将来的には上海でフィットネスをやっていきたい という意向が有るようである。 と言うのも、地理には詳しくないので、何処から何処までを上海と言うのか は詳しくは知らないのであるが、上海だけで1億5000万人の人口がある。 フィットネス業界にとってはドル箱である。 ましてや、近年 中国の平均所得が1000㌦を越えた。この1000㌦というのあh 大きな意味を持つ。 日本においては1964年に1000㌦を越えた。これによりテレビ等が売れ出した。 テレビ等は有ったが、庶民では買えなかった。車もでだす。洗濯機がで回りだした。 スイミングが成り立ちだしたのもこのころ 経済成長のすごい時期である。 一方お隣韓国ではソウルオリンピックの頃がこれに当たる。現在クラブは 正式な数では無いが、800前後で大きな所はプールがあるが、普通の所では プールが無いと言う現状で、アクアに関しては10年~15年前の日本と同じ ような状態である。ジャム化している「15分遊び15分ダンス15分走ったり」 と言う状態である。 日本はより今後は専門化していかなければならないだろう。 健康保険の問題等から今後は ○健康△不健康□生活習慣病 等の違いにより 保険料の支払いが変わってくる可能性がある。 と言うことは38才以上・以下では 目的に相違が出て来、滞在時間等がちがって 来る。ひょっとすると見栄えを気にし、出合を求めるかも知れないし、 仕事の為に・・・とか保険料の支払いの違いを求めて・・・かもしれないし。 ということは全部が一緒のプログラムで対応出来る事が難しくなってくる 韓国なんかは一般的にハードなものが好まれる傾向にあり、プールの水を わざわざ抜く事も有るという(水が少ないと浮力が少なくなり、きつくなる。 /日本では大勢でやると水が溢れるのでもったいないのでアクアの時に水を抜く と言うことは行われることは有るが) 全員にバリエーションが出てくるのでは無いだろうか? 運動には 2極がある。例えば・・・ インナーマッスル~アウターマッスル 静的バランス~動的バランス 筋力~心肺機能 筋肉~血管 集団運動~個人運動 等々 偏りはおかしい。バランス感覚大事である。両方不可欠である。 アクアの指導者は現在男性が少ない。5:5にするとまでは行かないが 男性指導者が増えるようにしていかなければならないと考えます。 以上 点数:120点 総合 ☆☆☆☆☆!!!! スリル ☆☆☆☆☆ 泣ける ☆☆☆☆★ ドキドキ ☆☆☆★★ ジャンル別一覧
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